政府は24日、医療行為の対価に当たる診療報酬本体を2026年度に3.09%引き上げることを正式に決めた。薬価は0.86%、材料価格は0.01%いずれも引き下げる。本体と薬価・材料価格を合わせた診療報酬全体での改定率はプラス2.22%となる。【CBニュース編集部】
診療報酬本体の引き上げ幅が3%を超えるのは30年ぶりで、全体でプラス改定となるのは12年ぶり。
■医科・歯科・調剤の配分比率は維持
本体プラス3.09%のうち、賃上げへの対応にプラス1.70%、物価対応にプラス0.76%、食費や光熱水費への対応にプラス0.09%、26年度報酬改定以降の経営環境の悪化を踏まえた緊急対応にプラス0.44%、医療の高度化や医療機能の強化などへの対応にプラス0.25%を充てる。一方、外来や在宅医療、調剤報酬の適正化で
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